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ウェーブ コンプレッサー317 タンク付き レビュー (Wave 317T)
購入から9カ月程使ってみたので、そろそろレビューを。
サポート対応をみる機会もあったので、その内容も記載してます。
基本的に模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)の317T感想で触れた部分は
割愛してますので、こちらもみてないと文脈が繋がらない箇所もあるかも。
Wave コンプレッサー 317T
価 格:31,290円
発売日:2006年05月25日
パッケージ

かなりでかくて重い。現状、単品販売のみで、エアブラシがセットのものは発売されてません。
仕様
電源:AC100V (50/60Hz共通)、定格消費電力:113W、定格使用時間:15分、
最高圧力:5.5kgf/cm2 (0.55MPa)、連続使用圧力:3.0kgf/cm2 (0.3MPa)、空気吐出量:14.5リットル/分、
作動音量:約53dB、重量:8.19kg、サイズ:310×170×370mm、エア吐出口ジョイント:Sネジ (1/8)タイプ
付属品は、黒いスパイラルエアホース(両端とも1/8凹)と、マニュアル。
本体

本体の体積はそれほどではありませんが、メッシュカバーがでかいのでそれなりにスペースをとります。
外観は、APC-002と同じに見えますが、タンクとの接続方法が違います。
詳細は、模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)の317T感想を参照。


シリアルは4ケタ。意外と流通量は少ない様です。

タンク底面にドレンネジがあります。これを緩めることで、空気と水分を排出します。
使用後はエアーを排出して水分を出さないと、タンク内が錆びてしまうので、面倒でも必ず水抜きをしましょう。
電源スイッチと、圧力調節ダイヤル


基本操作するのはこの2か所のみ。圧力の調整ダイヤルは結構固いので開閉は意外と億劫。
レギュレーター圧力計

網が邪魔で正面から見ないと計器が見えません。
カタログスペックは連続使用圧力0.3MPaですが、0.4MPaぐらいでもイケそうな感じです。
とらねこは、こちら側は0.2MPaぐらいにして、微調整は手元のドレン&ダストキャッチャーII(エアー調整機能付)
で調整してます。
レギュレーター


ホースとの接続は、1/8。
下部のつまみを半回転させることで、エアと共に水分を排出できます。冬場は数滴くらいですが、夏場は結構水が溜ります。
カップを取り外すとパッキンの輪ゴムが落ちてきてしまうのが煩わしい。
タンク圧力計

0.55MPaまでエアーが溜るとコンプが停止し、0.4MPaまで下がると再度可動します。
空気の膨張の問題か、夏場の方がコンプが停止してから再起動するまでの時間が短いように感じます。
ハンドピ-スホルダー

上部にホルダーが2つ付いてますが、とらねこの環境では使ってません。
脚元だと低すぎるし、机の上に置いたら高すぎるので、座卓の場合しか使うケースが無い気が・・・。
故障
大事に使ってたんですが、買って7カ月程たった7月初旬に故障しました。さすがとらねこ。やはり引きが悪いです。
故障内容
電源を入れてもエアーが排出されない。
最初、いつまでたってもタンクが止まらないので、タンクの圧力計がおかしくなったのかと思い焦りましたが、
そのうちどんどん空気が弱くなっていって、最終的にはエアーが殆んど出なくなりました。
それとは別に、初期不良としてレギュレーターの水抜きのつまみを閉状態にしてもエアの排出が止まらない症状がありました。
穴をしばらく押さえて放すと止まるのでとりあえずそうして使ってました。
サポート対応
マニュアルに故障品を送り返す前に電話するよう記載があったため、金曜の夜に壊れたにも関わらず、
わざわざ土日が空けるのを待って電話しましたが、はっきり言ってガッカリな対応。
故障した旨を伝えても、なにも言ってこない。
普通はたとえ電話番でも、まず、初期不良かどうか保証書の有無を確認し、故障内容を聞いた上で送付先を伝えてくると思うが
それすら全くしない。こちらから聞いて返答する有様。サポート対応が良い悪い以前の問題です。
これ以上細かく書いても仕方ないので割愛しますが、それ以外のこちらの問いにも殆んど答えられませんでした。
たまたま、新人アルバイトか何かだったのかも知れませんが、正直呆れました。
修理期間
驚くほど速く帰って来ました。送った翌々日に新品交換で到着。
向こうに着いて間髪いれず返送した感じです。故障内容と一緒に電話対応の不備を一筆したのが効いたのかも知れません。
総評
購入から半年以上使ってきましたが、使い心地は良好です。
エアー圧については必要十分以上で、模型塗装に使用する分には、空気圧が足りないということはまずないと思います。
圧力スイッチ+タンク付きの為、エアーが溜れば停止するので、再起動するまでは無音です。
いちいち電源をオンオフする手間もありません。
欲を言えば、停止してから再起動するまでの時間が短く感じる時もあるのでオン、オフの圧力が変更出来るといいんだけど、
素人が弄ると危ないですね。タンクがもう少し大きければ一番いいんですが。
次に、オイルレスコンプレッサーの懸念材料である動作音ですが、とらねこの住環境(マンション)では夜間使用も問題ありません。
防音対策としては、雑誌を下に敷いている程度ですが、ドアを閉めれば隣室には殆んど聞こえないレベルです。
そして、エアテックスのAPC-002との違いであるタンクとの接続方法とメッシュカバーですが、
とりあえず分配されているからと言って特に不都合はありません。水抜き性能も悪くないと思います。
メッシュカバーについては、正直でかくてちょっと邪魔です。重いし。
エアホースの長さの都合で脚元に置いてあるんですが、スペースを取るし結構ガツガツぶつかったりするので。
でも本体は、やはりタンク付きでも結構高温になるので、脚元に置く場合や、小さい子やペットがいる際には
カバーがあった方が安全な気がします。・・・横から手を出されたらアウトだけど。
とりあえず、同型機であるAPC-002とどっちがいいかは使用環境で別れると思いますが、
少なくともタンク付きのオイルレスコンプレッサーである317Tを購入した選択は間違ってなかったと思ってます。
それと、付属のスパイラルエアホースですが、ループがでかいこともあり、とらねこの環境では机のヘリに引っかかったりして
煩わしいことが多々あります。
そのせいで塗料をこぼしてしまったことも何度かあるので、そのうちブレードホースに買い替えたいところ。
最後にサポートについてですが、電話対応はとても残念でしたが、修理対応は新品交換とはいえ非常に迅速でした。
エアテックスのような大きいメーカーでは、ここまで早い対応はまず望めないと思います。
今回の件をみてもわかる様に、とらねこは不良品に当たる確率が高いせいもありますが、
どの機種を選ぶにしろ、コンプレッサーは海外生産品のものが殆んどで、壊れてしまうとどうしようもない場合が殆んどだと
思いますので、少なくともコンプについては、あっても一週間程度しか保証のない輸入代行されたような製品よりも、
最低限1年程度の保障が付く模型メーカーの製品を購入することを強くおすすめします。
Amazon
・楽天で探してみる
あみあみ
Wave コンプレッサー317 タンク付
エアテックス コンプレッサーAPC002
タムタム
エアテックス コンプレッサーAPC002
サポート対応をみる機会もあったので、その内容も記載してます。
基本的に模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)の317T感想で触れた部分は
割愛してますので、こちらもみてないと文脈が繋がらない箇所もあるかも。
Wave コンプレッサー 317T
価 格:31,290円
発売日:2006年05月25日

パッケージ

かなりでかくて重い。現状、単品販売のみで、エアブラシがセットのものは発売されてません。
仕様
電源:AC100V (50/60Hz共通)、定格消費電力:113W、定格使用時間:15分、
最高圧力:5.5kgf/cm2 (0.55MPa)、連続使用圧力:3.0kgf/cm2 (0.3MPa)、空気吐出量:14.5リットル/分、
作動音量:約53dB、重量:8.19kg、サイズ:310×170×370mm、エア吐出口ジョイント:Sネジ (1/8)タイプ
付属品は、黒いスパイラルエアホース(両端とも1/8凹)と、マニュアル。
本体

本体の体積はそれほどではありませんが、メッシュカバーがでかいのでそれなりにスペースをとります。
外観は、APC-002と同じに見えますが、タンクとの接続方法が違います。
詳細は、模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)の317T感想を参照。


シリアルは4ケタ。意外と流通量は少ない様です。

タンク底面にドレンネジがあります。これを緩めることで、空気と水分を排出します。
使用後はエアーを排出して水分を出さないと、タンク内が錆びてしまうので、面倒でも必ず水抜きをしましょう。
電源スイッチと、圧力調節ダイヤル


基本操作するのはこの2か所のみ。圧力の調整ダイヤルは結構固いので開閉は意外と億劫。
レギュレーター圧力計

網が邪魔で正面から見ないと計器が見えません。
カタログスペックは連続使用圧力0.3MPaですが、0.4MPaぐらいでもイケそうな感じです。
とらねこは、こちら側は0.2MPaぐらいにして、微調整は手元のドレン&ダストキャッチャーII(エアー調整機能付)
レギュレーター


ホースとの接続は、1/8。
下部のつまみを半回転させることで、エアと共に水分を排出できます。冬場は数滴くらいですが、夏場は結構水が溜ります。
カップを取り外すとパッキンの輪ゴムが落ちてきてしまうのが煩わしい。
タンク圧力計

0.55MPaまでエアーが溜るとコンプが停止し、0.4MPaまで下がると再度可動します。
空気の膨張の問題か、夏場の方がコンプが停止してから再起動するまでの時間が短いように感じます。
ハンドピ-スホルダー

上部にホルダーが2つ付いてますが、とらねこの環境では使ってません。
脚元だと低すぎるし、机の上に置いたら高すぎるので、座卓の場合しか使うケースが無い気が・・・。
故障
大事に使ってたんですが、買って7カ月程たった7月初旬に故障しました。さすがとらねこ。やはり引きが悪いです。
故障内容
電源を入れてもエアーが排出されない。
最初、いつまでたってもタンクが止まらないので、タンクの圧力計がおかしくなったのかと思い焦りましたが、
そのうちどんどん空気が弱くなっていって、最終的にはエアーが殆んど出なくなりました。
それとは別に、初期不良としてレギュレーターの水抜きのつまみを閉状態にしてもエアの排出が止まらない症状がありました。
穴をしばらく押さえて放すと止まるのでとりあえずそうして使ってました。
サポート対応
マニュアルに故障品を送り返す前に電話するよう記載があったため、金曜の夜に壊れたにも関わらず、
わざわざ土日が空けるのを待って電話しましたが、はっきり言ってガッカリな対応。
故障した旨を伝えても、なにも言ってこない。
普通はたとえ電話番でも、まず、初期不良かどうか保証書の有無を確認し、故障内容を聞いた上で送付先を伝えてくると思うが
それすら全くしない。こちらから聞いて返答する有様。サポート対応が良い悪い以前の問題です。
これ以上細かく書いても仕方ないので割愛しますが、それ以外のこちらの問いにも殆んど答えられませんでした。
たまたま、新人アルバイトか何かだったのかも知れませんが、正直呆れました。
修理期間
驚くほど速く帰って来ました。送った翌々日に新品交換で到着。
向こうに着いて間髪いれず返送した感じです。故障内容と一緒に電話対応の不備を一筆したのが効いたのかも知れません。
総評
購入から半年以上使ってきましたが、使い心地は良好です。
エアー圧については必要十分以上で、模型塗装に使用する分には、空気圧が足りないということはまずないと思います。
圧力スイッチ+タンク付きの為、エアーが溜れば停止するので、再起動するまでは無音です。
いちいち電源をオンオフする手間もありません。
欲を言えば、停止してから再起動するまでの時間が短く感じる時もあるのでオン、オフの圧力が変更出来るといいんだけど、
素人が弄ると危ないですね。タンクがもう少し大きければ一番いいんですが。
次に、オイルレスコンプレッサーの懸念材料である動作音ですが、とらねこの住環境(マンション)では夜間使用も問題ありません。
防音対策としては、雑誌を下に敷いている程度ですが、ドアを閉めれば隣室には殆んど聞こえないレベルです。
そして、エアテックスのAPC-002との違いであるタンクとの接続方法とメッシュカバーですが、
とりあえず分配されているからと言って特に不都合はありません。水抜き性能も悪くないと思います。
メッシュカバーについては、正直でかくてちょっと邪魔です。重いし。
エアホースの長さの都合で脚元に置いてあるんですが、スペースを取るし結構ガツガツぶつかったりするので。
でも本体は、やはりタンク付きでも結構高温になるので、脚元に置く場合や、小さい子やペットがいる際には
カバーがあった方が安全な気がします。・・・横から手を出されたらアウトだけど。
とりあえず、同型機であるAPC-002とどっちがいいかは使用環境で別れると思いますが、
少なくともタンク付きのオイルレスコンプレッサーである317Tを購入した選択は間違ってなかったと思ってます。
それと、付属のスパイラルエアホースですが、ループがでかいこともあり、とらねこの環境では机のヘリに引っかかったりして
煩わしいことが多々あります。
そのせいで塗料をこぼしてしまったことも何度かあるので、そのうちブレードホースに買い替えたいところ。
最後にサポートについてですが、電話対応はとても残念でしたが、修理対応は新品交換とはいえ非常に迅速でした。
エアテックスのような大きいメーカーでは、ここまで早い対応はまず望めないと思います。
今回の件をみてもわかる様に、とらねこは不良品に当たる確率が高いせいもありますが、
どの機種を選ぶにしろ、コンプレッサーは海外生産品のものが殆んどで、壊れてしまうとどうしようもない場合が殆んどだと
思いますので、少なくともコンプについては、あっても一週間程度しか保証のない輸入代行されたような製品よりも、
最低限1年程度の保障が付く模型メーカーの製品を購入することを強くおすすめします。
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あみあみ
Wave コンプレッサー317 タンク付

エアテックス コンプレッサーAPC002

タムタム
エアテックス コンプレッサーAPC002

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この記事へのコメント
> 317tと317はどうして稼働時間が違うのか
記事中にリンクしてある”模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)”でも触れてますが、
コンプレッサー本体が違うものだからです。
記事中にリンクしてある”模型用(ガンプラなど) コンプレッサー 性能比較と選び方 (改訂版)”でも触れてますが、
コンプレッサー本体が違うものだからです。
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- あsk - 2012年09月16日 11:25:46