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模型用 塗装ブース(スプレーブース)の比較と自作
エアブラシ塗装を始めるのに必要なものは、エアブラシ、コンプレッサーの他にもう一つ、塗装ブースがあります。
今回は塗装ブースの比較と、自作の際に必要なものを、ピックアップしました。

エアブラシ塗装を始める際に、エアブラシとコンプレッサーは当然として意外とおざなりになりがち。
スプレーやエアブラシをそのままダンボールなどに吹き付けるを、吹き戻しで部屋時中に飛び散って
大変なことになるので、吸気式の塗装ブースは必須です。
既製品を買うのが手っ取り早いですが、高額なコンプレッサーとエアーブラシに資金を割いて、
ブースにまわすお金がない場合があると思います。
コンプや、エアブラシと違って、塗装ブースは自作という手段もありますので、予算が足りない際は検討してみては。
2012/09/29更新:一部文章校正を行いました。
2013/03/11更新:文書校正と周辺アイテムを追加。
関連リンク
●模型用 エアブラシの比較と選び方
●模型用 エアーブラシとコンプレッサーの周辺アイテム一覧
●模型用 コンプレッサーの比較と選び方
主なメーカー品
・Mr.スーパーブース GT03
シンプルイズベストな感じ。オプションや、消耗品も広く流通しているので入手しやすい。
ただ、値段を見るとやはり割高な印象。
動作音は、それなりにするようです。
・タミヤエアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII (シングルファン)
とらねこ的にはどうせ買うならこれ。旧型での問題点(吸い込みの非効率さなど)を改良して、
吹き返しなども起こりずらいよう考えて設計されている模様。
あとからファンを増設してツインファンにすることもできる。
動作音は、かなり静かなようです。
・タミヤエアーブラシシステム No.34 ペインティングブースII (ツインファン)
上記のツインファン版。吸い込みが強力で良さそうだが、やはり値段がネック。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール SPB-01
吸引力は十分あるようですが、音が大きくガワの剛性に問題があり、建てつけも悪いようです。
動作音は、かなりうるさいと評判。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス SPB-02
SPB-01にライトが付いたもの。
ライトはファンと連動で、個別に切ることは出来ないようです。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール ツインファン SPB-03
SPB-01にファンを追加したもの。追加されたファンを独立してON、OFFすることが出来る様です。
・エアーブラシ用塗装ブース マジカルサクション
アネスト岩田キャンベル 発売になっているので、日本語パッケージになっている模様。
下記機種には付かないオプションが豊富。
動作音は、けっこううるさい様です。
フイルター(2種1セット)、フレキシブルダクト、窓用ダクト、ダクト用バンド、ダクト用ジョイント、
回転プレート、AC-DCアダプター
・エアブラシ用スプレーブース ターンテーブル付 塗装ブース
上記と同じもののようです。排気ダクトが別売りなど、オプションが付いていない模様。
リンク先の写真を比較すると、上はACアダプタだが、こちらはコンセントになっている。
・プロクソン スプレーブース(換気ファン、ダクトホース付き)№22750
実売価格が7,000円以下と非常に安価な塗装ブース。
自作が面倒な場合は十分ありな選択肢だと思います。
スプレーブース 人気ランキング (2013年3月調べ)
多少順位が入れ替わることがあっても、上位はこの3種でほぼ固定のようです。
1位 Mr.スーパーブース GT03
2位 タミヤエアーブラシシステム No.34 ペインティングブースII (ツインファン)
3位 タミヤエアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII (シングルファン) 74538
塗装ブースの周辺アイテム
塗装ブースの自作
既製品を買うと12,000円くらい掛かる塗装ブースですが、自作すれば、4,000円程度で済ますことが出来ます。
必要なもの
1.ダンボール箱、梱包テープ
適当なダンボール箱を用意。大体50c㎡dもあればいいと思います。
手元になければ、スーパーなどで頼めばタダでもらえると思います。
とらねこは大きめのAmazonダンボールを使ってます。
テープは、一般的な紙のガムテープだと剥がれてしまうので、透明な梱包テープや、
布製ガムテープを用意して下さい。
2.ファン、電源
PC用のファンと電源です。ファンについては適当に良さそうなものをピックアップしましたが、他のものでもOKです。
その場合は、ペリフェラル4ピンがあるものか、変換ケーブル付属しているものを選んでください。
うちに使わなくなったデスクトップPCがある場合は、そこから引っ張り出すという手もあります。
(電源が大きかったり、ファンが小さすぎる可能性もありますが。)
この組み合わせのメリットは、自由にファンが選べることと、増設が容易であることです。
(参考画像)
他にも、PC用のUSBファンとUSB変換ACアダプタを使用する方法や、
(参考画像)
安物や中古の空気清浄機で代用する手もありますが、
USBは、ファンの選択肢が少ないことと、パワーに不安があること、空気清浄機はファンは大きくて良いが、
排出口の空気取り回しに難があります。
とらねこはコストカットで、手元にあった空気清浄機を無理やり使ってます。
3.フィルターとダクトホース
ダクトホース
ダクトホースは意外と代用できるものがありません。ホームセンターなど色々探しましたが、
径が大きく重く割高なものばかりで、結局クレオスの延長ダクトホースが一番妥当な気がします。
見てくれを気にせず、動かす必要がなければ、厚紙を丸めて筒状にするなどの方法もありますが、
強度的にお勧めできません。
フィルター
フィルターには、ハニカムフィルタ、不織布フィルタ、ブックエンド x 1、ダブルクリップ x 5個を使います。
ハニカムフィルターも、クレオスのフィルターが一番妥当だと思います。
100円ショップで売っている、ねこのツメ研ぎでも代用できますが、結局3枚重ねたら値段は変りません。
繋ぐ手間が無い分、クレオスのものの方が手軽です。
不織布フィルタ、ブックエンド、ダブルクリップは、100円ショップのもので十分です。
ダブルクリップは、ハニカムフィルタを横から挟むのに使用するため、2cm程度の厚みを挟めるものが必要です。
クリップの幅が5cm程のものなら挟めると思います。
不織布フィルタは換気扇用などのフリーサイズのもの。
ブックエンドは、フィルタを立てる為に使用。極力風の流れを妨げない形状のものが良いです。



100円ショップのもので十分です。
組立手順
1.ファンと電源の接続
ファンと電源を繋いで動作テストをします。その際に、吸い込み面でと吐きだし面を確認します。
普通は、ファンの中央にシールが貼ってある方が吸い込み面ですが、念のため確認してください。
2.ファンとダクトホースを繋ぐ
ファンとダクトホースを筒状にしたダンボールや厚紙で繋ぎ、梱包テープで固定します。
その際、ファンの吐きだし面をダクトホース側の向きにしてください。逆にすると大変なことになります。
テープで繋ぐのは、多少見てくれが悪いですが、ファンの吹き返しを防ぐには一番確実です。
繋いだら、ファンの電源を入れて、繋いだ個所から空気が漏れていないかチェックしてください。
漏れていると吹き返しの原因になります。
3.ダンボール(ブース)とファンホースの接続
ダンボールの底面、中央あたりにホースの径の穴を空け、ホースを通します。
その後、ダストが漏れない様、底面の隙間を梱包テープで塞いでください。
隙間があると、ダストが漏れるだけでなく、ファンによる共振の原因になります。
これで本体は完成。
4.フィルターの作成
不織布フィルタをハニカムフィルターと同じ大きさにカット。
ハニカムフィルタの裏側に付けて、ダブルクリップで4隅を固定します。
フィルタとブックエンドを、右端か左端のどちらかでダブルクリップを使って固定します。
両側にブックエンドを設置する必要はありません、片側だけで十分です。
5.完成
本体に、フィルタを設置して完成。
他にも色々方法はあるかと思いますが、1つの方法として参考にして頂ければと思います。
・Amazon 塗装ブース
・楽天 プラモデル:工具:塗装ブース
・あみあみ 塗装ブース・マスク
今回は塗装ブースの比較と、自作の際に必要なものを、ピックアップしました。

エアブラシ塗装を始める際に、エアブラシとコンプレッサーは当然として意外とおざなりになりがち。
スプレーやエアブラシをそのままダンボールなどに吹き付けるを、吹き戻しで部屋時中に飛び散って
大変なことになるので、吸気式の塗装ブースは必須です。
既製品を買うのが手っ取り早いですが、高額なコンプレッサーとエアーブラシに資金を割いて、
ブースにまわすお金がない場合があると思います。
コンプや、エアブラシと違って、塗装ブースは自作という手段もありますので、予算が足りない際は検討してみては。
2012/09/29更新:一部文章校正を行いました。
2013/03/11更新:文書校正と周辺アイテムを追加。
関連リンク
●模型用 エアブラシの比較と選び方
●模型用 エアーブラシとコンプレッサーの周辺アイテム一覧
●模型用 コンプレッサーの比較と選び方
主なメーカー品
商品名 | 価格 | 詳細 | |
![]() | Mr.スーパーブース GT03 | 18,900円 | 排気ダクト(φ68mm)は樹脂製蛇腹式 霧の飛散を防ぐミストガード付き。 各フィルターは簡単に交換可能(別売) スタンド、ボトルを収納できる 下敷きシート付き。 サイズ:幅620ミリ×高さ370ミリ×奥行き330ミリ 作動音:57db |
![]() | タミヤエアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII (シングルファン) 74538 | 17,640円 | 家庭用電源AC100V(50/60Hz)専用、消費電力24W。 長さ50cmの連結式排気ホース2本付き。 折りたたみ式エプロン・フード、 取手付き。 サイズ:40×30×33cm (収納時)、40×30×53cm(展開時)。 |
![]() | タミヤエアーブラシシステム No.34 ペインティングブースII (ツインファン) | 26,040円 | 家庭用電源AC100V(50/60Hz)専用、消費電力48W(24W×2台)。 長さ50cmの連結式排気ホース4本付き。折りたたみ式エプロン・フード、 取手付き。 サイズ:40×30×33cm(収納時)、40×30×53cm(展開時)。 |
![]() | エアテックス スプレーブース ブラックホール SPB-01 | 15,540円 | シロッコファンを採用。静音で強力吸引。 天板は補強のための ダブルケージング設計。 天板は道具や塗料容器を置けるようにトレイ型に成型。 エアブラシホルダーも3個付属。(取り外し可能) 手を汚さずスプレーできる回転プレート付き。 鉢の巣状のプレフィルター付だから、塗料ダストのフィルターへの 目づまりを抑え2番目のフィルターで"効果的にダストキャッチ。 背面の出っ張りはわずか5cm。 塗装用プレートをはずしてショートサイズにもできます。 組み立て式でコンパクト収納が可能。 手元スイッチでらくらくON/OFF ペーパーフィルターが5枚付属 。 450(幅)x565(奥行)x380(高さ)mm |
![]() | エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス SPB-02 | 17,325円 | エアブラシホルダーとツール置きが付いた天板を利用すると効 率よく作業可能。 本体パネルは耐溶剤性の高いPP(ポリプロピレン)樹脂製。 樹脂製排気ホースを採用。伸縮自在で柔軟です。 ※排気ホースはオプションで延長することが可能。 作業台の回転プレートは、固定式ではありません。 ライトハウスはライト装備でスムーズな作業を実現。 電源 : AC100V 消費電力 : 23.5W/22.2W(50HZ/60HZ) 風量 : 114M3/H / 111M3/H(50HZ/60HZ) 動作音量 : 45dB サイズ : 幅450×奥行565×高さ380(mm) 重量 : 5.3kg(付属品をすべて含む |
![]() | エアテックス スプレーブース ブラックホール ツインファン SPB-03 | 23,490円 | 2つのシロッコファンを標準搭載により吸引力が倍増! 側面にスイッチが付き、2つ目のシロッコファンを入り切りできます。 消費電力:33.0W 音:56db 重量:7.1kg 本体サイズ:450(幅)×565(奥行)×380(高さ)mm 塗装用スペースが前面にあり、排気ホースが横に出てきます。 作業台の回転プレートは、固定式ではありません。 |
![]() | エアーブラシ用塗装ブース マジカルサクション | 18,800円 | 模型やネイルアートなどの塗装作業に使用するエアーブラシ用ブース。 ホビー向けに設計された使い勝手の良い商品です。ファンはDC12V駆動、 低発熱の安全設計。強力ファンで良好な室内環境が得られます。 クリアフードで作業エリアが明るく、塗装作業もらくらく。 回転プレート付きで塗装面の向きを自由に変えられます。 <セット内容>フイルター(2種1セット)、フレキシブルダクト、窓用ダクト、 ダクト用バンド、ダクト用ジョイント、回転プレート、AC-DCアダプター |
![]() | エアブラシ用スプレーブース ターンテーブル付 塗装ブース (排気ダクト別売り) | 12,800円 | 3層フィルターで塗料をがっちりからめとります。 エアブラシ用 塗装ブース 付属のターンテブルを使ってワークを 回転して塗装可能 エアブラシ用スプレーブース ターンテーブル付 塗装ブース 型式:TR-155SB ※オプションの排気ダクト(別売り) (エアブラシ用スプレーブース 塗装ブース用 排気ダクト 塗料、シンナーのいやなにおいも室外に排出することができます。 |
![]() | プロクソン スプレーブース(換気ファン、ダクトホース付き) 【№22750】 22750 | 11,000円 | 電源:100V、50/60Hz 外寸:換気ファンを含む ダクトの長さ:1.5m 付属品:・スプレーブース本体1ヶ・換気ファン1ヶ・ ダクトホース(1.5m)1本・フィルター3本 |
・Mr.スーパーブース GT03
シンプルイズベストな感じ。オプションや、消耗品も広く流通しているので入手しやすい。
ただ、値段を見るとやはり割高な印象。
動作音は、それなりにするようです。
・タミヤエアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII (シングルファン)
とらねこ的にはどうせ買うならこれ。旧型での問題点(吸い込みの非効率さなど)を改良して、
吹き返しなども起こりずらいよう考えて設計されている模様。
あとからファンを増設してツインファンにすることもできる。
動作音は、かなり静かなようです。
・タミヤエアーブラシシステム No.34 ペインティングブースII (ツインファン)
上記のツインファン版。吸い込みが強力で良さそうだが、やはり値段がネック。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール SPB-01
吸引力は十分あるようですが、音が大きくガワの剛性に問題があり、建てつけも悪いようです。
動作音は、かなりうるさいと評判。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール ライトハウス SPB-02
SPB-01にライトが付いたもの。
ライトはファンと連動で、個別に切ることは出来ないようです。
・エアテックス スプレーブース ブラックホール ツインファン SPB-03
SPB-01にファンを追加したもの。追加されたファンを独立してON、OFFすることが出来る様です。
・エアーブラシ用塗装ブース マジカルサクション
アネスト岩田キャンベル 発売になっているので、日本語パッケージになっている模様。
下記機種には付かないオプションが豊富。
動作音は、けっこううるさい様です。
フイルター(2種1セット)、フレキシブルダクト、窓用ダクト、ダクト用バンド、ダクト用ジョイント、
回転プレート、AC-DCアダプター
・エアブラシ用スプレーブース ターンテーブル付 塗装ブース
上記と同じもののようです。排気ダクトが別売りなど、オプションが付いていない模様。
リンク先の写真を比較すると、上はACアダプタだが、こちらはコンセントになっている。
・プロクソン スプレーブース(換気ファン、ダクトホース付き)№22750
実売価格が7,000円以下と非常に安価な塗装ブース。
自作が面倒な場合は十分ありな選択肢だと思います。
スプレーブース 人気ランキング (2013年3月調べ)
多少順位が入れ替わることがあっても、上位はこの3種でほぼ固定のようです。
1位 Mr.スーパーブース GT03
2位 タミヤエアーブラシシステム No.34 ペインティングブースII (ツインファン)
3位 タミヤエアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII (シングルファン) 74538
塗装ブースの周辺アイテム
品名 | 価格 | 機能 | |
![]() | Mr.スーパーブース用 ハニカムフィルター GT-03H | 525 | Mr.スーパーブース用交換フィルター |
![]() | Mr.スーパーブース用 延長ダクトホース GT-03D | 2,100 | 延長ダクトホース ブース自作にも重宝しそう。 |
![]() | Mr.スーパーブース用 排気口アタッチメント GT-03E | 1,050 | 窓を開ける幅を減らせるアタッチメント |
![]() | ペインティングブースII 交換フィルター | 1,470 | タミヤ ペインティングベース2用の交換フィルター。 |
![]() | エアテックス ブラックホール用 プレフィルター BHP3 | 945 | ブラックホール用。 スプレーブース交換用ペーパーフィルター。 |
![]() | エアテックス ブラックホール用 延長用排気ホース 1.5m BHP1 | 1,890 | ブラックホール用。 スプレーブースの排気ホースを延長するための、拡張用パーツ。 |
塗装ブースの自作
既製品を買うと12,000円くらい掛かる塗装ブースですが、自作すれば、4,000円程度で済ますことが出来ます。
必要なもの
1.ダンボール箱、梱包テープ
適当なダンボール箱を用意。大体50c㎡dもあればいいと思います。
手元になければ、スーパーなどで頼めばタダでもらえると思います。
とらねこは大きめのAmazonダンボールを使ってます。
テープは、一般的な紙のガムテープだと剥がれてしまうので、透明な梱包テープや、
布製ガムテープを用意して下さい。
2.ファン、電源
PC用のファンと電源です。ファンについては適当に良さそうなものをピックアップしましたが、他のものでもOKです。
その場合は、ペリフェラル4ピンがあるものか、変換ケーブル付属しているものを選んでください。
うちに使わなくなったデスクトップPCがある場合は、そこから引っ張り出すという手もあります。
(電源が大きかったり、ファンが小さすぎる可能性もありますが。)
この組み合わせのメリットは、自由にファンが選べることと、増設が容易であることです。


他にも、PC用のUSBファンとUSB変換ACアダプタを使用する方法や、

安物や中古の空気清浄機で代用する手もありますが、
USBは、ファンの選択肢が少ないことと、パワーに不安があること、空気清浄機はファンは大きくて良いが、
排出口の空気取り回しに難があります。
とらねこはコストカットで、手元にあった空気清浄機を無理やり使ってます。
3.フィルターとダクトホース
ダクトホース
ダクトホースは意外と代用できるものがありません。ホームセンターなど色々探しましたが、
径が大きく重く割高なものばかりで、結局クレオスの延長ダクトホースが一番妥当な気がします。
見てくれを気にせず、動かす必要がなければ、厚紙を丸めて筒状にするなどの方法もありますが、
強度的にお勧めできません。
フィルター
フィルターには、ハニカムフィルタ、不織布フィルタ、ブックエンド x 1、ダブルクリップ x 5個を使います。
ハニカムフィルターも、クレオスのフィルターが一番妥当だと思います。
100円ショップで売っている、ねこのツメ研ぎでも代用できますが、結局3枚重ねたら値段は変りません。
繋ぐ手間が無い分、クレオスのものの方が手軽です。
不織布フィルタ、ブックエンド、ダブルクリップは、100円ショップのもので十分です。
ダブルクリップは、ハニカムフィルタを横から挟むのに使用するため、2cm程度の厚みを挟めるものが必要です。
クリップの幅が5cm程のものなら挟めると思います。
不織布フィルタは換気扇用などのフリーサイズのもの。
ブックエンドは、フィルタを立てる為に使用。極力風の流れを妨げない形状のものが良いです。



100円ショップのもので十分です。
組立手順
1.ファンと電源の接続
ファンと電源を繋いで動作テストをします。その際に、吸い込み面でと吐きだし面を確認します。
普通は、ファンの中央にシールが貼ってある方が吸い込み面ですが、念のため確認してください。
2.ファンとダクトホースを繋ぐ
ファンとダクトホースを筒状にしたダンボールや厚紙で繋ぎ、梱包テープで固定します。
その際、ファンの吐きだし面をダクトホース側の向きにしてください。逆にすると大変なことになります。
テープで繋ぐのは、多少見てくれが悪いですが、ファンの吹き返しを防ぐには一番確実です。
繋いだら、ファンの電源を入れて、繋いだ個所から空気が漏れていないかチェックしてください。
漏れていると吹き返しの原因になります。
3.ダンボール(ブース)とファンホースの接続
ダンボールの底面、中央あたりにホースの径の穴を空け、ホースを通します。
その後、ダストが漏れない様、底面の隙間を梱包テープで塞いでください。
隙間があると、ダストが漏れるだけでなく、ファンによる共振の原因になります。
これで本体は完成。
4.フィルターの作成
不織布フィルタをハニカムフィルターと同じ大きさにカット。
ハニカムフィルタの裏側に付けて、ダブルクリップで4隅を固定します。
フィルタとブックエンドを、右端か左端のどちらかでダブルクリップを使って固定します。
両側にブックエンドを設置する必要はありません、片側だけで十分です。
5.完成
本体に、フィルタを設置して完成。
他にも色々方法はあるかと思いますが、1つの方法として参考にして頂ければと思います。
・Amazon 塗装ブース
・楽天 プラモデル:工具:塗装ブース
・あみあみ 塗装ブース・マスク

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